リウマチの真の原因と治療法

リウマチの原因とリウマチを治す手のひら先生スタイルを紹介します

リウマチ治療効果測定法

 

リウマチの重症度は病院での血液検査に任せますが、治療ごとにどのくらい改善したのか測るものがありませんでした。

 

オーリングテスト試料にはCRPがありますが、経験から見ると血液検査数値とは微妙に差が生じます。しかし治療ごとに数値が下がることで、治療が順調に効果を出していることを、確認できるので大変役立っています。

 

しかし唯一の欠点があります。それは患者さんの指に力が入らず、痛いので通常の検査ができないことが多々あります。そこで考えたのがツボに鍼を何本させばよいのか、医師が言うドーゼを決めるのにPiOTと呼ぶ器具を使って診断していますが、この方法をこれからはリウマチ治療の改善指標にします。

 

と言っても何のことやらわからないでしょう。リウマチはご存知の通り免疫の異常から発症します。免疫と言っても我々の祖先がまだ魚であった4億年前に、外敵から身を守るリンパ球が備わっていました。それがどれで体のどこにいるのかを明らかにされたのが、故新潟大学安保徹教授でした。

 

最近東大の研究で進化の過程で備わってきた、胸腺由来の獲得免疫もリウマチの原因になっていると論文発表がされました。ただ私がリウマチ治療を進めていくと、まずこれらの免疫を計測するところから改善を始め、最後に残るのが原始免疫を計測するツボになります。

 

獲得免疫まで悪化したのは免疫システムが、抗リウマチ薬や生物製剤による悪影響を受けたのではないないでしょうか。

 

リウマチの治療を始めると、フェーズワン ツー スリーのツボに刺す鍼の本数が異なります。程度のひどい場合は1か所に8本も刺します。

 

治療を重ねていくとフェーズスリーから鍼の本数が減ります。進化の過程を遡るような感覚を覚えます。ツー ワン と刺す鍼の本数が減ります。最後に残るのがワンになります。

 

これと連動しているから当然なのですが、オーリングテストを使って調べる、免疫測定点も最後に改善するのはフェーズワンなのです。

患者さんに言っていたことがありますが、鍼治療を行うと激変して治ることはないけれど、病気になってきた道をもどるようにして治ります。

 

西洋薬では急激に回復することがありますが、その分だけ何処かに歪が残ってしまうことがあります。鍼治療ではそのようなことは望めませんが、その代わりに悪化してきた懐かしい道を戻るように、確実にでも悪化してきた何倍かの速さで良くなるのです。

 

そして1度治ってしまえば、その部分では再発することはほとんどありません。

リウマチなら治癒する力が戻っているので、リウマチの再発は無くなるはずです。

 

免疫調整のツボに打つ鍼の本数を見てみると、最初の2回ほどは変わりませんがそれ以後は1本1本と、本数が減っていくのが目に見えます。

 

鍼なんてアバウトなように見えるでしょうが、人間の体は精密機械以上の作りになっていることが、本当につい最近になって分かりました。

 

それはツボに何本鍼を刺せばよいのか、研究をしていた時のことでした。1本2本と数えながら確認していくと、3本のところでオーリングテストの答えが正解と出ました。

 

ところがこれは鍼灸師が考え実行する補瀉を考慮した時のことでした。ではそれを考慮しなければどのようになるのかを試しました。するとある地点からもう1本鍼を加えると、激変することが分かりました。さらにもう1本刺すとそれ以降は何の変化も起こりません。

 

すなわち人間の体は精密な機械以上の限界点を認識する能力が備わっていることが分かりました。足らなくても効果はない、すなわち「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。鍼治療というのは決してアバウトなものではなく、厳格な診断をして初めて治療効果が出るものです。

 

もっとも達人になるとそんなことなどヘッタクレというほど、無視しても治せる能力は備えているでしょうから、おそらくこのことは問題にもならなかったのかもしれません。

 

腰痛肩こりの治療ならばこのようなことは問題にもならないでしょうが、免疫調整を必要とするリウマチの治療になれば、早く確実に回復させなければなりません。

 

体が必要なだけ必要とするところに、最適な鍼刺激をしなければ、リウマチなどの難病は治せないのです。

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リウマチ治療診断器具